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タイラー・ウオーレンが、
ハワイ、ニュージーランドの旅から戻ってきた。
NALU誌にロングインタビューがあるので、
これでゆっくりとそれに取り組めることとなった。
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6’9″ x 19 1/8″ x 2 7/16″ for Koa Smith
昨日のWSLマーガレット・リバーの覇者が、
シーバス(セバスチャン・ジーツ)だったが、
彼もまたノースハワイ(カウアイ島)のサーファーである。
アイアンズ兄弟にレアード・ハミルトン、
ありとあらゆるグレイト・サーファーを輩出してきた島。
そのコアと、アレックス・スミスの兄弟からオーダーが入り、
イナリーズ用にシェイプしたのが上のミニガン。
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こちらはかなり複雑なチャンネルボトムで、
これはアレックスに。
タイラー家にやってきたのは、
もうひとつの目的があって、
それは私の回想記に出てくるウエイブウオリアーズ作品について、
彼が知っていることを聞きたかったから。
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「では、マット・アーチボルドのパートを見マショウ」
ということになって一緒に見たのが下のパート。
これが製作されたのは29年前(1987)。
とすると、タイラーがまだ1歳の時だそうで、
これら映像はティーンの頃にクラシック(古典)として観ていたそうだが、
「アーチのこの波乗りは、今でも新しい部類に入るね」
そう言って、ほぼ30年前の波乗りを食い入るように見ていた。
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近くのメキシカンで食事をし、
私は次の約束場所であるクリスチャン・フレッチャーのアジトへ。
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クリスチャン・フレッチャー2016
「約束の時間には遅れたことがない」
そう書くと、彼のイメージに語弊はありそうだが、
実際のクリスチャンはどこまでもしっかりとしている。
ウイリーで登場するのも彼らしい。
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「回想記を書いているからウエイブウオリアーズを見せてほしい」
そんな私の要望に
「わかった。でもオレの要望は、一緒にプールをやってほしいということだ」
(プール=ポケット・ビリヤード)
そんなこととなって、
一緒に8ボールをやるが、
彼のルールがハイレベルなことに驚いた。
それは、
「必ずレール(壁)に当ててからボールを入れること」
普通の8ボールのようにキューボールを打って、
オブジェクトボールを直接ポケットには入れてはいけない。
という難易度が高いものだった。
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現在まで8ゲームが終了した。
クリスチャンはキューボールを3レール(3バウンド)させたりと、
スピンの方向でバウンドを変えたり、
さらには横ポケットの角に当てたりしてゲームを成立させるほど、
ハイレベルの達人だった。
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合間にボードシェイプをして、
その完成度に満足しながら
天才グラッサーのマイク・マードナードに見せていた。
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いよいよウエイブウオリアーズ。
さすがクリスチャン、物持ちが良い。
まずは私がこの回想=ハワイ編で、
パイプラインに乗っている頃には、
聖書に近いほど日々見続けた映像の「3」。
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あのVHSを見ていたとき、
こうして30年後にクリスチャン・フレッチャーと一緒に、
さらには本人のパートを見ることになるとは夢にも思わなかった。
そう感動して撮ったのが上の作品。
さらにアーチ(マット・アーチボルド)のパートを見て、
古い映像のほとんどは、
クリスチャンの祖父たちのハワイ旅行編であったことが判明し、
そんな全てに驚かされた日となった。
自分で書いている回想編が、
『導きの書』みたいになってきたと独りごちる。
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さらにはまだあって、
現行のアーチボルドの、
オリジナルボードが私の手元にやってきた。
乗ることはもちろん、
触ることすら恐れ多いのだが、
これも縁だと思い、ありがたく受ける。
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(マットは、フューチャーフィンがお気に入りのようである)
これはCOLEの『B&W』というモデル名で、
冒頭の、30年前の映像時となんら変わることのないボリュームのサーフボード。
コールによると、マットへ対してのシェイプは変化しているそうだが、
その重み、輝き、感動がこのボードから放たれていて、
回想編のおかげで、
30年間が一気に自分の中に入ってきたと思うできごとでありました。
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明日から本腰を入れて、
最終章を書いていきます。
Have a wonderful week!!
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